フロントエンドエンジニアが無料テーマ「Cocoon」と「STINGER8」を比較

WordPress

ワードプレスの無料テーマも今や群雄割拠の時代。
中には無料なのに1万円を超える有料並みのクオリティのテーマもあります。

気合いを入れてワードプレスでブログを始めてみたという人の中には、とりあえず有料のテーマを購入して始めたはいいものの次第に更新頻度が落ちてしまった、という方も少なくないと思う。
いきなり有料テーマを購入せずとも、今は無料テーマに非常にクオリティの高いものが揃っている。

今回はその中でも特に人気な「Cocoon」と「STINGER8」をフロントエンドエンジニア的な目線で両者をゆるく比較してみた。

Cocoonとは?

「Cocoon(コクーン)」とは、わいひらさんにより作られたSimplicityというWordpressテーマの後継となる複数者運営にも対応した無料テーマです。
非常にシンプルなデザインが特徴のテーマとなっており、非常にカスタマイズ性能が高い。

基本的にWordpressテーマのレイアウトを変更したい場合は、ほとんどのカスタマイズを管理画面から行うことができます。HTML、CSSやPHPの知識がなくても問題ありません。
特にレイアウトですごいと思ったのが、「Masonry」のようなタイル型の流動的なレイアウトが管理画面のボタン1つで実装できるということ。
これは本当にすごい。

ただ3コラムのレイアウトの場合に記事が奇数の時に動きが若干気になってしまった。
もし「Cocoon」を使うなら、この点だけはスタイルシートで変更したい。

ちなみに変更方法は、

.ect-3-columns {
    justify-content: flex-start;
}

を管理画面左のメニューのテーマエディターからstyle.cssの一番下に追加するだけ。

「Cocoon」の完成度の高さは本当にすごい。
本当にこのクオリティが無料でいいんですか?と、作者様に二度と足を向けて寝られないほどの感謝と尊敬の念を抱かずにはいられない。

しかも

よくあるこの漫画の吹き出しのような表現がCSSをいじらずに最初から簡単に使えるなんて!!!

STINGER8とは?

「Cocoon」の対抗馬としてよくあげられるのが、こちらもシンプルさが特徴な「STINGER8」です。
「STINGER8」をカスタマイズするためには、HTML、CSS、JavaScriptやPHPの知識があったほうがいいと思います。
レイアウトについても、自分の満足のいくものを作り上げようと思ったら初心者の方はかなり時間がかかってしまうかもしれません。そんな時間があったら1つでも多くの記事制作に時間を割くべきだし、そういった意味では最速でブログを始めるなら「Cocoon」に軍配が上がるかもしれない。

しかしそれでも「STINGER8」を選びたい

「STINGER8」を選ぶことのメリットももちろんある。
それは最小限の構成ゆえに、カスタマイズ性能が非常に高いことである。
「Cocoon」では管理画面によりカスタマイズを行うことができるが、選択肢の多さが逆にあだになってしまっているような印象を受ける。
「10何種類ものカラーバリエーションをおいた傘よりも、2〜3色のカラー展開の傘の方が売れ行きがいい」という話があります。
多すぎる選択肢は逆に消費者の満足度を下げる結果にもなりうるのだ。

そのため、「STINGER8」のように、必要に応じて学びながらテーマファイルをカスタマイズする方法を取るのも1つの利点だと思う。
コツコツ作り上げたテーマには愛着も湧くというものだ。
カスタマイズをする上で学んだことは自らの技術向上となり、ブログのネタになるかもしれない。

Less is more.の精神を体現しているテーマこそが「STINGER8」だと感じる。

共通点は?

どちらのテーマファイルもシンプルさが特徴的で、もちろん両者ともSEO対策は十分にできている。
昨今のWordpressのテーマなら当たり前の、モバイルファーストで構成されているので、スマホユーザーへのユーザビリティも確保できている。

まとめ

最速でブログを始めるなら「Cocoon」だろう。
管理画面だけでできるカスタマイズ性能の高さは他の無料テーマをはるかに凌駕している。
もしこれからWordpressでブログを始めるときは「Cocoon」を選ぶと思う。

ただ今あるブログは「STINGER8」で運用していくつもりだ。
なんでも自分でやりたい人にとっては、「STINGER8」のいい意味での不自由さが逆に面白く感じられるかもしれない。

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