【契約期間の縛りなし】SPACE Wi-Fiと縛りなしWiFiは結局どっちの評判がいいの?実際に使って比較してみた

雑記

モバイルルーターを契約する場合、一般的に契約期間の縛りというものが存在します。
基本的に契約してから24ヶ月までの間に契約を解除すると発生する違約金の存在がモバイルルーターを契約する上ではかなりのネックになっている。

2017年10月よりリリースされたSPACE Wi-Fiを筆頭に、縛りなしWiFiなど契約期間の縛りのないモバイルルーターレンタルサービスが注目され始めています。

スポンサーリンク

SPACE Wi-Fiとは

SPACE Wi-Fiとは、株式会社スペースエージェントにより運営されているポケットWiFi、WiMAXのレンタルサービスです。
特徴としては、月額利用料が3,680円(税抜)のみ、初期費用・契約手数料・解約手数料・端末代金すべて無料契約期間縛りなし月間通信制限なし
SPACE Wi-Fiの場合は、クレジットカードの他に口座振替での支払いも可能なため、クレジットカードを持っていない方でも契約できます。

またレンタル端末の故障や紛失した場合は端末弁償金が40,000円(税抜)発生してしまいますが、月々500円であんしん端末補償に加入することで端末弁償金が10,000円(税抜)になるサービスがあります。
外での使用がメインとなる場合は、落下による故障の危険性もあるので加入がオススメ。

レンタル端末について

SPACE Wi-Fiからレンタルされる端末は、WiMAXのSpeed Wi-Fi NEXT W04とSoftbankのPocket WiFi 801ZTになります。

Speed Wi-Fi NEXT W04 / WiMAX

2017年2月17日発売
下り最大440Mbps
ハイスピードエリア:708Mbps
3日10GBで6時間制限

Pocket WiFi 801ZT / Softbank

2019年4月8日発売
下り最大112.5Mbps
1日3GBで当日制限

実際に使用してみた感想

契約して3日程度で端末が届きました。
実際に届いたのはSoftbankの601HWというポケットWiFi端末でした。
現在は601HWの代わりに最新の801ZTが送られてきます。

夜間のネット回線が混む時間帯に自宅での通信速度を測ってみると、23Mbps程度の通信速度が出ていました。
AmazonプライムビデオやYouTubeでの動画も快適に視聴できる速度です。

SPACE Wi-Fiはカスタマーサポートの対応が迅速で、何かあった時にすぐに対処してくれたため好印象。
自宅や外出先でもSPACE Wi-Fiだけでしばらく快適にネットを楽しむことができました。

8月中旬以降の1日あたり3GBの使用で通信制限が発生してしまった日でも、その日を跨ぐまで待たずとも当日の23時ごろから通信速度制限が解除されました。

注意点

8月中旬ごろまではソフトバンク回線の1日3Gの制限すらなく実質完全無制限だったのですが、8月中旬から1日3Gの使用により通信速度制限にかかるようになってしまいました。
通信速度制限にかかってしまうと0.1Mbps以下の通信速度しか出ず、ウェブサイトの閲覧すら困難な状況になってしまいます。

ホームページ上では1日3GBで当日通信制限と書いてありますが、実際に使用していて2GBの使用でも通信制限が発生してしまう日もありました。
その場合の対処として、カスタマーサポートへメールを送る・SIMカードを挿し直し電源を入れ直す等の方法で通信速度が復活した人もいるようです。

SPACE Wi-Fiはこんな人にオススメ
  • 外出先でも高速通信でネットを楽しみたい
  • モバイルルーターを試しに使ってみたい
  • 1ヶ月単位でモバイルルーターを契約したい
  • クレジットカードを持っていないけどモバイルルーターを格安でレンタルしたい

縛りなしWiFiとは

縛りなしWiFiとは、月額3,300円(税抜)でモバイルルーターを初期費用・契約手数料・解約手数料・端末代金すべて無料でレンタルすることのできるサービスです。
また「縛っちゃうプラン」という36ヶ月間の契約期間の縛りのあるプランでは月額料金が2,800円(税抜)と他のレンタルサービスと比較しても利用料金をかなり低く抑えることができます。

縛っちゃうプランの注意点

縛っちゃうプランでは、利用できる端末がSoftbankの601HWシリーズのみ。
また、契約から36ヶ月以内に契約を解除すると15,000円(税抜)の契約解除料と契約残月数×1,200円(税抜)の端末代金が発生してしまいます。

例えば契約から1年後に解約した場合、43,800円(税抜)の違約金が発生してしまいます。
601HWシリーズは中古市場での料金が1万円前後ということから、途中解約で発生する端末代金の負担はかなり大きい。
個人的には、縛りなしWiFiの最大のメリットである契約期間の縛りなくいつでも解除できる「縛りなしプラン」をオススメします。
それでも月額料金の3,300円の安さはSPACE Wi-Fiの3,680円と比較しても一目瞭然。

3年間使用した場合の利用料金をSPACE Wi-Fiと比較してみると、SPACE Wi-Fiでは132,480円、縛りなしWiFiでは100,800円31,680円もの価格差があり使えば使うほど縛りなしWiFiの方がお得になっていきます。

レンタル端末について

縛りなしWiFiでレンタルされる端末はSPACE Wi-Fiと比較しても豊富。

Pocket WiFi 603HW / Softbank

2017年2月16日発売
下り最大612Mbps

Speed Wi-Fi NEXT W04 / WiMAX

2017年2月17日発売
下り最大440Mbps

Speed Wi-Fi NEXT WX05 / WiMAX

2018年の11月1日発売
下り最大440Mbps

Pocket WiFi 502HW / Softbank

2015年10月9日
下り最大187.5Mbps

縛りなしWiFiはこんな人にオススメ
  • 外出先でも高速通信でネットを楽しみたい
  • モバイルルーターを試しに使ってみたい
  • 1ヶ月単位でモバイルルーターを契約したい
  • とにかく価格を抑えてモバイルルーターを契約したい

SPACE Wi-Fiと縛りなしWiFiを比較

SPACE Wi-Fiと縛りなしWiFiを表で比較していきます。

SPACE Wi-Fi縛りなしWiFi
月額料金3,680円3,300円
縛っちゃうプラン:2,800円
初期費用0円0円
解約手数料0円0円
契約期間契約期間縛りなし契約期間縛りなし
回線WiMAX
SoftBank
WiMAX
SoftBank
通信制限WiMAX:10GB/3日
SoftBank:3GB/1日
WiMAX:10GB/3日
SoftBank:2GB/1日
支払い方法クレジットカード
口座振替
クレジットカード
ACアダプタありなし
多言語
サポート
ありなし

1GBあたりの利用料金

SPACE Wi-Fiと縛りなしWiFiをSoftbankのポケットWiFi端末で比較してみると、SPACE Wi-Fiは月3GB、縛りなしWiFiは月2GBで通信制限が発生します。
それぞれの利用料を通信制限が発生するGBで割ると、SPACE Wi-Fiが1GBあたりおよそ1226円、縛りなしWiFiが1GBあたり1650円とSPACE Wi-Fiの方が1GBあたりの利用料金が安くなります。
通信制限が発生すると快適にネットを利用することがほぼ不可能になってしまうため、通信制限が3GB/1日なのか2GB/1日なのかは非常に大きな差と言えます。

最後に

月額料金自体は3,680円と若干割高ではありますが、サポートの充実度とレンタル端末の新しさや通信制限までの通信量を考慮すると、現段階ではSPACE Wi-Fiがオススメ。
SPACE Wi-Fiか縛りなしWiFiのどちらにしようか迷っている人にとって少しでも参考になれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました