2020年La Sportivaから発売される『Cobra 4:99』が気になる

クライミング

2020年の新作クライミングシューズがすでに色々なブランドから発表されている。
今回はLa Sportivaより2020年の発売を予定している「Cobra4:99」に注目したい。明らかに異彩を放っている。一瞬ギャグかと思った。

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まさかのスピードクライミングモデル

La Sportiva 「Cobra」自体がすでにスピードクライミングシューズのような位置付けになりつつあるが、それをさらに磨き上げたのが本作。
スピードクライミングにヒールは飾りということを、どうやらスポルティバの偉い人もわかっているようだ。
ぺらぺらの使えなさそうなゴムをヒールに貼り付けるとか、そういうことすらしない。もう邪魔なものは全部取り除くの精神。嫌いじゃない。

ちなみに「4:99」は、スピードクライミングにおいて5秒の壁を打ち破ることへの期待を込めてのネーミングらしい。

コブラで遊びすぎ問題

そろそろみんなが感じるのが、「Cobra」魔改造されすぎているな?という疑惑。
まさかの4色展開に始まり、もうスポルティバサイドもコブラは何をしても怒らないと思って色々遊びまくっている可能性がある。

例えば「Cobra eco」。
ソールや染料にリサイクル素材や環境に配慮した素材を使用するなど、文字通りECO仕様モデル。
もうすでにみんなで無かったことにしていそうな勢いすら感じる「Cobra eco」。同窓会には絶対に参加しないタイプ。
「そういえばあいつ今何してんの?」なんてソリューション(大手外資系勤務)とかに聞かれて「なんか引きこもりらしいよ?」とスクワマ(地元の町役場勤務)が答えるみたいな地獄が繰り広げられるだろう同窓会。
「Cobra eco」のようにはなるなよ、「Cobra 4:99」。

どんなクライマーがターゲット?

まず間違いなくスピードクライミングの選手がメインターゲット。
今でもスピードクライミングには「Cobra」が最適と、様々な世界クラスのクライマーの足元を支えているが、「Cobra 4:99」は従来のモデルの余計な物を削ぎ落としより軽量を目指し、タイムを0.1秒でも縮めたいことを切望するクライマー向けだろう。

まとめ

個人的にLa Sportivaの製品ラインナップの中では「Maverink」が今最もスピードクライミングに向いていると感じるが、この「Cobra 4:99」が「Maverink」と比較してどこまでスピードクライミングに特化していけるのか興味深い。
2020年東京オリンピック後は幻のクライミングシューズと呼ばれかねない危険な香りを放っている。

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