王滝渓谷駐車場上エリア「極上おつまみ」を登ってみた【豊田の岩場】

王滝渓谷駐車場エリアの人気課題「極上おつまみ」を登りました。
「極上おつまみ」の難易度を示すグレードは豊田グレードでe(1級〜初段相当)。

見た目もはっきり言って地味だし、お世辞にもかっこいい岩ではないが、グレードの割りに登りやすいというクライマーを持ち上げまくることで人気課題の座を勝ち取った、枕営業をしまくってナンバーワンになったキャバ嬢のような存在。
それが、「極上のおつまみ」。

嬢王と呼ぶに相応しいこの課題が設定された岩には「桜月」や「王滝クラック」など実力で人気を勝ち取ろうとするナンバーツーやナンバースリーと言った実力派キャバ嬢の存在もあるが、夜の世界はそんなに甘くない。
人気に関していえば「極上おつまみ」が頭一つ抜きん出ていると言っても過言ではない。人気が欲しけりゃ枕しな、という「極上おつまみ」からの有難いお言葉が聞こえてきそうだけど、「桜月」も「王滝クラック」もグレード相当ですごく面白い(普通に敗退しました)。

それに何と言っても「極上おつまみ」は女の子にも優しい。
二刀流です。

核心はフリクションなので気温と湿度の低い日を狙うと人によっては一発でお持ち帰りできるかもしれない。

今日登ってみて岩のコンディションも非常によく豊田の岩場のシーズンインが直前まで迫ってきたように感じる。
ちなみにキャバクラには一度も行ったことがありません。

2018年11月17日追記

「極上おつまみ」には限定が存在するという話を小耳に挟みました。
真偽のほどは不明ですが、個人的には「極上おつまみ」のグレードは明らかにeではないので、限定説も頷けるかなと言った印象です。

また豊田の岩場[オフィシャルブログ]では限定について以下のように述べています。

豊田のトポでは高グレードを登られる方の場合あまり詳しく書くとクレームを出される方もおられますのでd以上は簡単に書くようにしているのですが誤解も有るようです、自然の岩の場合限定を入れる入れないでグレードが変わってきますので高グレードクライマーの方は登ってみて易しいと思われた場合はもう一度グレードに見合った登りをして見てください。時にはグレードの甘いもの辛い物もあります。

豊田の岩場[オフィシャルブログ]

確かに「極上おつまみ」について一手目にスタートすぐ左上のホールドを使用すると明らかにeグレードより易しく感じます。
体感ではc(3~4級)程度です。リーチによって易しく感じるものもありますが、グレード感の乖離が2グレード以上ある場合は、豊田の岩場オフィシャルブログに書かれている内容を思い出して、グレードに見合った登り方をしようと思います(正直面倒臭いから限定のある課題はあまりやりたくないけど)。

課題の人気が出るようにc(3〜4級)なのに敢えてe(初段)を設定するような人もいるかもしれませんが、課題の体感グレードは人それぞれなので。再登者の意見もグレーディングに反映できるような仕組みが存在すればいいのに、なんて思いました。

クライミングなんて自己満足なので自分のスタイルで登りたいように登れたらいいなと思います。

タイトルとURLをコピーしました