プライベートウォールを実際に作ってみたらマジで最高すぎた!製作費やメリットについて

クライミング

どうもだとばぐです。

クライミングを始めて2年ほど経過した頃に、自宅のガレージにプライベートウォールを設置しました。
130度の傾斜で、縦2700mm 横1800の中規模のものなのですが、プライベートウォールを作ってみた感想や問題点などを共有してみたい。

制作費は?

ざっくり計算しても壁だけで1万円もかかっていません。
プライベートウォールを設置する上でもっとも費用のかかるのがクライミングホールドだと思います。
こちらに関しては定期的に買い足すなどしており、合計で5万円ほど費やしたかと思います。壁の大きさの関係もありボテや大きなスローパーなどを設置する余裕はあまりないためカチ中心のセットにならざるを得ませんが、個人的にはインドアクライミングは外岩のためのトレーニングという位置付けなので課題のセットとしては満足しています。

初期費用として3万円程度あればホールド込みでプライベートウォールを作ることは可能でした。
ちなみに、最初に買うホールドはTeknik holdsの「Screw-on Incut」がおすすめです。130程度の傾斜でもホールドがインカットしているので非常に指先が強くなり体幹もしっかりと鍛えられます。

プライベートウォールのメリット

何と言っても、いつでも好きな時に壁に登ってトレーニングができるということがいちばんのメリットだと思います。
また自分の好きなようにホールドをセットできるので、課題を一から作る楽しみを味わうことができます。
課題作りについても、同じ課題でもホールドを少しずつ悪く付け替えていくことで、徐々に強度を高めるといった商業ジムではできないようなトレーニングをすることもできます。

1日30分程度の短時間のトレーニングや出社前など、本来だったらクライミングには費やせないような短い時間でも効果的にトレーニングをすることができるので、数時間単位のまとまった時間を確保できないときでも鍛えられることもメリットの1つだと思います。現実に、月に2回程度しかジムに行かなかった期間でも、プライベートウォールで週4程度2〜4級の自作課題をトレーニングしていたことで、外岩のシーズンでは二段を落とすことができるまで強くなることができました。

デメリット

これはある程度想像できていたが、普通に飽きる。
壁の大きさもホールドも限られているから、自由にセットができると言っても常にデジャブ感との戦いや産みの苦しみを味わうことになる。

追記

飽きるとか言っていたがこれは単純にホールドの数が少ないからという当たり前の理由から。
少しずつクライミングホールドを付け足していくことで自分だけの壁を作ることができ、今ではかなり愛着を抱いている。

壁の傾斜はどれくらいがベストか

実際に立てたプライベートウォールは130度くらいなのですが、結果的にベストの傾斜だったと思います。
90度のプライベートウォールを立てようと思ったらある程度の高さが必要となりますが、120〜130度であれば壁の高さと課題の強度のバランスも良く、かなり実践的なトレーニングを積むことができると思います。

結論

ジムの利用料を考えるとプライベートウォールの制作費は1年程度で回収できるので、ガレージなど自分の自由にできるスペースがある方はプライベートウォールを作ることをお勧めします。

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