今年も「THE NORTHFACE CUP(ノースフェイスカップ)」の時期が近づいてまいりました。
日本最大級の草コンペと言われていますが、正直クライミングを趣味程度でやっている方は確実に心が折られることでお馴染みのガチコンペとなっています。
「The Northface Cup」には2016年より毎年のように出場して辛酸を舐めてきたわけですが、前年度の2019年にDiv4の予選を突破することができ、念願のDiv3に昇格できました。
ノースフェイスカップ2019で予選を通過するためにやったことをまとめた記事はこちらから読むことができます。
そして、Div3昇格と同時に「THE NORTHFACE CUP(ノースフェイスカップ)」から引退します。笑
今回、「THE NORTHFACE CUP(ノースフェイスカップ) 2020」への出場を見送った理由をいくつか挙げていきたいと思います。
参加ノベルティが年々ショボくなっている
今年の「THE NORTHFACE CUP(ノースフェイスカップ) 2020」の参加ノベルティグッズ見ました?
めちゃくちゃダサいですね。デザインも数年前のものを使い回しているだけといった印象です。
「THE NORTHFACE CUP(ノースフェイスカップ)」は参加費が他のコンペと比べても8640円(税込)と破格の値段設定となっています。
この参加費も、それに見合ったノベルティや大会のクオリティにつながっているのならともかく、ここ数年は個人的にはどちらも徐々にショボくなっているような印象を受けます。
伊藤ふたば選手は可愛い。
前年度のようにノベルティの追加や、予選通過者への大会オリジナルTシャツ配布などが今後発表されるかもしれません。
Tシャツやタオルなどがもらえるとなんとなくやる気が出ます。
そもそも1時間ちょっとしか登れない
「THE NORTHFACE CUP(ノースフェイスカップ)」のセッション時間はおよそ70分程度となっており、うまく並んで課題を消化していかないと、ほとんどの時間を列に並んで過ごす羽目になっています。
これがもし恋人と過ごす某テーマパーク的なものであるなら、列に並んでいる間もデートの一部として楽しめるかと思いますが、こちらの場合はそうはいきません。戦場です。
並んでいる間に前後の人たちと会話なんてしている余裕はございません。申し訳程度に「ガンバ!」と応援することはありますが、ある者は登っているクライマーに対して「スラブで粘りすぎなんだよ。さっさと落ちろ」と念じてみたり、ある者は先にトライしているクライマーの動きからなんとかムーブを盗もうと血走った目を向けていたり、殺伐をした雰囲気を感じました。
課題自体は有名セッターの設定したものなので、非常に面白いとは思うのですが、やるかやられるかの勝負どきに料理を味わっている余裕もなく、どう目の前の課題を処理するかという思考しかありません。純粋に課題を楽しむなら、後日に大会会場のジムにいったほうが余程楽しめるでしょう。
セッション中も実際に登っている時間は、制限時間の半分もあればいい方で、閉会式後のフリーセッションでも全クラスが一斉に登りだすので数トライできれば御の字といった具合です。正直、コンペ中は全然登ることができませんでした。なのに次の日めっちゃ筋肉痛になる。コンペおそるべし。
100の練習より1の本番とはよくいったもので、コンペから得られる経験は非常に大きいので、強くなるためには積極的にコンペに出ることも時には必要だと思います。
降格ルールがやる気をなくす
頑張って予選を通過して昇格することができても、昇格後のクラスで出場した大会での成績が振るわなければクラスを降格されてしまうというこの降格ルールには正直がっかりしています。
そして死体蹴りとも言わんばかりに、降格者はOneBoulderingのページで晒されることになります。降格しとぅーない!晒されとぅーない!
このルールは即刻廃止にしてください。
降格が怖くてDiv3にエントリーできません。笑
余談ですが、OneBoulderingのページ普通に使いにくくないですか?
普通にどこに何があるのかわかりにくくて、ページ内でよく迷子になります。
ちなみにエントリーに日程は以下の通りになっています。
参加予定の皆さん、頑張ってください。
Division4
2019年7月13日(土)12:00〜
W’s Division 4/ Division 5 *FUNクラスはなくなりました
2019年7月16日(火)12:00〜
U-8 / U-10 / U-12
2019年7月19日(金)12:00〜
W’sDivision 1/2/3
2019年7月21日(日)12:00〜
Division 1/2/3
2019年7月23日(火)12:00〜