クライミングシューズの手入れ、どうしてますか?
最近は、靴下を着用してクライミングシューズを履く人も増えつつありますが、裸足の感覚が好きでクライミングシューズを履くときは裸足というこだわりを持っている人もいます。
裸足でクライミングシューズを履いていると足汗でどうしても蒸れてしまいがち。
クライミングシューズを脱いだ瞬間に、「あれ?地獄かな?」みたいな激臭を放つ悪臭だけなら五段クラスのクライマーも。
ボルダリングジムで登った後は疲労感のせいもありクライミングシューズの手入れはなかなか億劫。
そんな時はクライミングシューズを思い切って洗濯しましょう。
クライミングシューズの洗濯の仕方
ごく稀に洗濯機へクライミングシューズをそのままぶち込む剛の者がいますが、クライミングシューズに使われているレザー素材はデリケートなため手洗いがおすすめ。
洗剤は何を使ったらいい?
市販の一般的なシャンプーを使用。
レザージャケット等のレザー製品の手洗いする時などにもシャンプーは用いられています。
レザージャケットの着心地を良くしたい場合は、すすぎにリンスを使う方法も。
この方法はクライミングシューズの手洗いにも応用できるので、履き込んだクライミングシューズの柔らかくなったレザーの履き心地をキープしたい場合は、シャンプーとリンスを併用する方法もあります。
基本的には市販のシャンプーならどう行ったものでも大丈夫なのですが、もし何を使ったらいいのか不安な方はSKというメーカーから販売されている「アミノ酸で洗うレザーシャンプー」がおすすめ。
「アミノ酸で洗うレザーシャンプー」は革靴を水洗いするための専用の洗剤なので、レザーアイテムのケアとしては市販のシャンプーよりも効果的です。
手順
以下の方法が一番簡単な方法だと思います。
桶に水をため、シャンプーをとかす
一般的なサイズの桶ならシャンプーの量は2〜3プッシュ程度から始めましょう。
溶かした時に少し泡立つぐらいが目安になります。クライミングシューズを押し洗いする
桶の中にクライミングシューズを入れ、押し洗いをします。
ぬめりなどがある場合は、歯ブラシなどでこすり洗いをします。すすぎを2~3回繰り返す
シャンプーが残らないようにしっかりすすぎましょう。
リンスを使用するならこのタイミング。バスタオルに包んで、洗濯機で脱水
30秒~1分ほど脱水します。風通しの良い日陰で干す
脱水が終わったら、風通しの良い日陰でクライミングシューズを干します。
直射日光に当てるとレザーの劣化やソールのゴムのヒビ割れの原因となるので気をつけてください。
実際にクライミングシューズを洗ってみて
少しでも汚れたかな?と思ったら積極的に洗うようにしています。
クライミングシューズを洗ったからと言って、ソールのフリクションが悪化したことや靴自体が緩くなったように感じたことはありません。
「そんな色しとったんかいワレ」とチョークで汚れたクライミングシューズの本来の色に驚きます。
最後に
クライミングシューズを積極的に洗って悪臭とおさらばしよう。