クライミング動画を撮影するべき理由

クライミング

だとばぐです。

みなさん、クライミング動画撮ってますでしょうか?
最近では動画トポなんていうものもあるみたいで、岩場でも立派な三脚持参で撮影しているクライマーを見かけたことも一度や二度ではありません。
マットですら大変なのに三脚も持ち運ぶなんてものすごいモチベーションだ、と見るたびに感服しています。

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クライミング動画を撮影するべき人とその理由

クライミング動画を撮影すべきなのは、プロクライマーですね。

スポンサードされる以上はスポンサーに対して成果を報告するべきだと思っているので、成果と呼べるクライミングについても映像などの媒体で記録するべきという考えに立っています。

例えば自分がツアー費用を渡したクライマーが「海外ツアーでV15登りました!証拠はないです」なんて言ってきたら納得できますか?

「いや、撮ってこいよ」じゃないですか。

全く成果がなかった場合は仕方ない。
プロとしては微妙ですけど。
ツアーに行くからには何らかの成果を挙げるべきだと思っているので。

Action Directe 再登

スウェーデンのSaid Belhajというプロクライマーが2018年の秋にAction Directeというドイツにあるルートを再登しました。ただこの再登については動画などの証拠はなく、Said Belhajを知る人物からも疑惑が出ている状況です。

もし動画という証拠があればこのような問題は起きていません。

Said Belhajの言い分もよくわかりますし、個人的に好きなクライマーなのでこのようなニュースは非常に残念。

なぜ動画を撮影するのか?

クライミング動画を撮影には大きく分けて二つの側面があります。

  • 記録としての側面
  • 証拠としての側面

クライミングを趣味でやっているような人の多くが記録のために動画を撮影している。

自分の登っている動画、正直何時間でも見れる

気付いたら見てる。
プロクライマーの高難度課題やクールに編集された動画は別として、他人がInstagramに投稿したよくわからないエリアの4級課題なんて正直なところYouTubeの広告ばりに興味ないのですが、マジでどんなしょぼい課題の動画でも自分が登っている動画だったら何回でも見れますね。

完登を疑われた場合の対処法

対処法は、とにかく気にしない。
証拠を出せと言われても無いものは出せないし、登ったという証明もできなければ登ってない証明もできません。
疑ってくる人間には疑わせておけばいいのです。

ただ疑われるには疑われるなりの理由があるのも事実。
要するに、疑われるということは実績がないという事でもあります。

ジムで普段3級を打っているような人が4段を登ったと言ってきた場合、純粋に信じられますか?
自分だったら疑わないまでも、信じてないけど疑ってもいない、という保留のような感情になります。

それでも信じてもらいたい場合

もう一本同じグレードもしくはさらに難しいグレードを登って動画撮影しましょう。
証拠か実績がなければ人は信じません。

クライミング動画撮影にオススメ機材

三脚

スマホ用の小型三脚もいいのですが、どうしても構図が他のクライミング動画と似たり寄ったりになってしまいます。
持ち運びは非常に楽なのですが、下から仰ぎ見るようなアングルになるために置く場所を工夫しないと岩がこじんまりと見えてしまうこともあります。

高さのある三脚を使用すると見下ろすようなアングルで撮影することができ、岩のスケール感をしっかりと記録することができます。

オススメはこちら

created by Rinker
マンフロット
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多少乱暴に扱ってもびくともしない頑丈さが気に入っています。

全高155cmで人の目線に近いアングルから撮影でき5段階のサイズ調節ができる割に、重量が640gと軽量。
こちらもManfrotto製なので耐久性にも信頼がおける。

カメラ

個人的にはGoPro一択です。
スマホで撮影する人が多いと思いますが、クライミング動画をしっかりと撮影したい場合ある程度は岩から離れた場所に設置する必要があります。
登り始める前に一々離れたスマホを操作して撮影を開始するのは面倒ですし集中力も切れてしまいます。

Bluetooth リモートコントロール、CamKix製 – スマートフォン用ワイヤレスリモート – 写真とセルフィー用のカメラシャッターリリース向け – 互換性: Apple IOS、アンドロイド / iPhone / iPad / Samsung Galaxy / その他携帯電話とタブレット / CamKix アジャスタブルリストストラップも入っています(黒) (黒)
CamKix

これを使えば遠隔からもカメラを起動させることができます。
100均でも同じようなものが売ってます。

それでも休憩中にスマホを触りたくなることもあるので、GoProのようなアクションカメラをオススメします。

GoPro HERO7 Black CHDHX-701-FW ゴープロ ヒーロー7 ブラック ウェアラブル アクション カメラ
GoPro(ゴープロ)

自分以外に撮影を頼める人がいる場合、純正のアームを使いクライマーを見下ろすように撮影することをオススメします。
かなり迫力のあるかっこいいクライミングムービーを撮ることができます。

最後に

岩場などで顕著だが、ムーブを探るためにYouTubeなどで登りたい課題の動画を見る人も多い。

少ない時間で効率的に課題を登りたい場合、他の人の完登動画を見ることはとても有効である。
ただそうすることでクライミングの冒険的側面やムーブを探るプロセスの楽しみは少なからず目減りしてしまうということを理解したい。

またYouTubeに上がっている動画が絶対的に正しいというわけでもない。

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