ゴールデンボンバー鬼龍院翔さんの貯金額が2億円を超えたことがニュースになった。
「2億貯まったら、自由に、無鉄砲に生きようと思って」と2億円の貯金があればいきなり仕事がなくなっても高円寺あたりのアパートにじっとしていれば生きていくことは可能だろう、と2億円という金額を独自に算出し達成した。
「2億貯まったんで。自由にノビノビ生きれる」と語りつつも、「別に何も変わらないですね」と自身のこれからの様子は何も変わらない様子。
ただやはり2億円の貯金という安心感は非常に大きい。
この記事では、2億円あれば好きなことをしつつノンビリと生活を送ることができるのかを試算しつつ検証していきたい。
生涯年収は2億円?
大卒年収の中央値が540万円、それを均等に分配することで生涯年収を算出すると2億4000万円となる
中央値の540万円というのが、かなり現実と乖離している印象を受けるので、元々のデータ収集方法に若干の偏りがあるように感じるが、生涯年収は2億4000万円ということで進めてみた。
総務省の調査による2017年度の平均消費支出は、
単身世帯が16万1623円
2人以上の世帯が28万3027円
となっている。
その中で食費は、
単身世帯 3万9649円
2人以上の世帯 7万2866円
とおよそ収入の4分の1程度を占めている。
生涯総消費支出は?
2人以上の世帯の平均消費支出を20歳から80歳まで続けたとして、単純計算で2億376万円となる。政府が2000万円の自助努力を呼びかけているが、平均生涯年収と比較すると充分にカバーできる数値である。
綺麗事はもう聞き飽きた
綺麗事はわかった。
わかったからもう黙ってくれ。
俺たちが知りたいのは週2日程度は泥水を軽くすする生活をしたとして、一体いくらあれば人間っぽい生活ができるのか?という地方都市というスラム街でサバイブする方法である。
シブヤシティではなくゴッサムシティでバットマンとメンチ切りながらタイマン張って生き抜くためには結局いくら必要なの?ということなのである。
手取り20万円以下でも生きていける
若者の多くが手取り20万円を下回る収入で生活をしている。
病気や怪我をしたら軽く吹き飛ばされかねない時限爆弾を背負ったギリギリの綱渡りのような生活ではあるが、生きている。
そして、その月20万円の収入の全てを余すことなく支出にぶち込む昭和の勝負師みたいな生活を60年続けた場合の生涯総消費支出が1億4000万円。
最低限は1億4000万円
カイジの場合、7回鉄骨を渡ってやっと手に入る計算。
利根川のセリフを丸暗記して、石田さんが声を殺して落下したときの記憶なんかとうに忘れた頃に手に入る金額が1億4000万円なのである。
それだけの金額があればかなりの心の余裕は生まれるだろう。
高円寺あたりにマジでひっそりと暮らせば何とか生きられるかもしれない。
ちなみに多くのメキシコ人は給料週払い制らしい。彼らは給料をもらったら速攻で全部使ってしまう。もし月払いなんかにした日には、給料日後の数日で使い果たし残りのほとんどを無一文で過ごす羽目になってしまう。絶対に破滅するからこその週払い制。
ただ、そういうメキシカンワーカースタイルに俺たちは憧れる。クソだりぃ仕事は早々に切り上げてテキーラ飲んでどんちゃん騒ぎをして寝る、みたいな限界だけど最高の生活がしたい、人間だもの。
絶対タトゥー入ってる相田みつをみたいな事を言ってみたけど、日本はもうそういうレベルまで来ているのだ。
世間はタトゥー入れてガンジャ決めてる相田みつをみたいな奴を求めている。
結論
狂え!!!