気をつけてくれ。
クライミングジムスタッフのみんな「じん肺」になるぞ、いやマジで。
ジムスタッフが業務を理由に「じん肺」を訴えたケースは今までには確認できていないが、「じん肺」にならずともチョークは吸うべきではない。危なすぎる。
実際に「じん肺」になったとしても、罹患者が喫煙の習慣があったりするとチョークが直接の原因とは断定されないかもしれないが。
最近のチョークは粒子が細かく卵の殻を原料とするチョークは吸水性などに優れている反面ホールドにも付着しやすい。
これを微量ながら吸い込んでいる。白い粉を吸い込むことが健康に良いわけないことは、田代まさしが何度も証明している。別の粉だけど。依存性に関して言えば似たようなものだ。
インドアでのボルダリングに腰付きチョークバッグはやめてくれ
チョークアップする暇ないだろ。
もう最初につけたチョークのままゴールまで突っ走ろう。
ヒールが外れてのお尻フォールなんかしたら白煙の爆心地になってしまう。
粉チョーク使用禁止
ジムによっては「チョークボールのみ」や「液体チョークのみ」などの使用制限をかけているが、それでもジムスタッフのように常にジム内で仕事をするような人は、マスク着用するべきだろう。
特に空調設備の影響か空気があまり循環していないような施設では、がっつり登った後は髪の毛も心なしかパサつき喉もヒリヒリと痛むこともある。
チョークのつけすぎに注意
夏場になるとどうしても手汗でビチョビチョになるから、自然とチョークの量も増えがち。
チョークボールなんかを使っていると、さらっとしか表面にチョークが乗らずまどろっこしい思いをすることもあり、必要以上にパンパン叩いてしまう。正直仕方がないような気もするが、めちゃくちゃチョークが待っていることを少し意識したほうがいい。立ちションした後にブラックライトを当てた時ばりに拡散しているぞ。トイレは男も座ってしろよ。もうそういう時代だ。
自分の健康は自分で守るべき
クライマーの基本理念として覚えておくべきなのが「自己責任」という言葉だろう。
「このジム、チョーク舞ってるな〜」と思ったらすぐに着用できるように、常にマスクを一枚携帯しておくべきだろう。