【クライミングシューズ】adidas FIVE TEN 新型ドラゴンレースアップがめちゃくちゃ進化していた!評判や使用感をレビュー

クライミング

adidas FiveTen(アディダスファイブテン)より2019年発売された新型の「ドラゴンレースアップ」を手に入れたので最速でレビューしてみる。刮目せよ。

まず見てくれ、この攻撃的なフォルム。
完全に肉食系の見た目をしている。美女と焼肉ばっかり食ってる若手実業家(趣味フットサル)みたいな見た目してる。最終的に脱税で捕まってSNSで女装をする見た目をしている。

パッと見た特徴としてはトーラバーの範囲が旧モデルよりも大きくなっているね。
この形状により靴紐がトーフック時でも干渉せずしっかりと気持ちよくかかってくれる。

おいおい、弱点がもうこの時点で無くなっている。
かつての「ドラゴンレースアップ」はヒールフック50点、トーフック10点、つま先120点というバグった性能をしていたが、今回のトーフックは少なく見積もっても80点はある。
余裕で平均点を超えてきてる。
今まではAO試験でエッジングをアピールして慶應大学に入学してたけど、このトーフックならドラゴン桜を読めば一般入試で東大も勝負できると思う。
数学は満点超えてるし。

ヒールフックについても「FiveTenのヒールは良くない」という意見をたまに見かけるが気のせいだ。普通にFiveTenのヒールは使える。
マントルを返す時にしっかりとヒールしたいときは流石にミウラーに履き替えるけど。

新型「ドラゴンレースアップ」では、ヒールの剛性感が若干向上しているように感じた。
軽く履いて登ってみた印象としては今回の「ドラゴンレースアップ」はエッジング特化型ながらよりオールラウンドに使えるモデルに進化している。
マジで即戦力。転職も余裕でいける。

サイズ感は?

最近のクライミングシューズの傾向として、サイズは攻めすぎずジャストが主流となっており、この「ドラゴンレースアップ」もあまり攻めすぎる必要はない。
実寸25cmでUS7.5辺りを選ぶのが岩場もインドアも使えるジャストサイズ。
比較として「ソリューション」ならEUR38.5、「ミウラー」ならEUR38を選ぶ。

性能

履いてみて軽く登ってみた感想としてはさすがのエッジング性能だった。
強傾斜でのめちゃくちゃ距離が出てるのに足がしっかり残るし、つま先の形状とソールのフリクション性能の組み合わせが最高。つま先でかき込んでじりじりと遠いホールドへ距離を出すようなムーブでも非常に安定していた。

最強のエッジング性能と引き換えにスメアリングは少し苦手だろう。別に苦手ならしなきゃいいだけの話だ。
もういっそのことボテにもエッジングすればいい。スローパーをカチ持ちする変人もいるくらいだし。
スラブについては結晶に立ち込むようなシビアな課題なら勝負できると思う。

まとめ

旧モデルと比べて、強力なエッジング性能はそのまま非常にバランスよく仕上がっている。
外岩、インドア問わず使える靴に進化していた。
ルーフや強傾斜向けのシューズを探している人は是非試してみてほしい。
ムーンボードでもめちゃくちゃ使えると思う。

今シーズン発売開始されるハイエンドモデルのレースアップシューズとしては、スポルティバの「テスタロッサ リブート」が対抗馬として上がりそう。

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